知識欲を満たす跳び箱

ゴミ箱である.覚書,備忘録とも言う.

 勉強すれば裕福な生活が送れる,豊かな人生になる.間違ってはいないし,自分自身の経験と照らし合わせると正しいと思う.勉強という過程が様々な結果につながるというのも納得しやすい,世間で言われているロールモデルに近いものがあるだろう.ではなぜ勉強することによって裕福な生活を送れ,豊かな人生になるのだろうか.一般にこのように言われている理由を考察したい.

 前者はわかりやすい帰結で考えることができると思う.勉強をすることで,入試偏差値の高い大学に入ることができ,結果として,様々な企業の重要なポストに就くことができ,高給取りとなるだろう.ただし,ここでいう勉強とは,大学受験に受かるような勉強・文部科学省が制定した教育課程に基づく勉強に限るが.

 後者は自分の中では少し疑問であった.自分が過去に知り合った,勉強したであろう人たちは(自分から見て)豊かな人生を送っていた.そのため,経験的な法則では勉強をすると豊かな人生を送れる,というのはわかっていたのだが,いまひとつその主張に行くための過程の理解はできていなかった.最近になり,ようやくその理由の予測を立てることができた.勉強をすることにより,「考える癖」がつくのが豊かな人生を送るということにつながっているのではないだろうか.頭を使って物事を考えるというのは難しく,精神的な体力のいる作業ではあるだろう.そういった癖がついているならば物事を考えるのは容易である.なにしろ思考のプロセスが半ばルーチン化しているのである.数学を勉強するにつれ論理的な思考能力は上昇するし,国語を勉強すればこそ文章に込められた意図を探りやすくなる.どういった考え方をすればよいかなどは身に染みてわかっているはずだ.物事の考え方の具体的な手法としては,考えの並行のさせ方でもあるし,仮説の立て方であったりもする.

税金とかスマホに対応できる大学教授とか具体的な例をあげようかと思ったが文章を書くのがめんどうになったのでやめる.そのうち追記するかも